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2010年06月08日

「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史

「アリモノのソフト」なんとかサイズ変更できるようになりましたので、今日は久しぶりに、「ポレポレ」に並ぶ沢山の本からオススメの一冊をご紹介するコーナー。


「ポレポレの本棚」をお届けします。


あまりのヒマさに、なんとなく本棚を眺めていたら、ふと目に留まったのが、この一冊。
言わずと知れたSF界の巨匠、「アーサー•C•クラーク」「2001年宇宙の旅」です。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史

どこへ行ったのか、チョット見当たらないんですが、これを見て思い出したのが、続編の「2010年宇宙の旅」

これは映画化もされていて、皆さんご存知かと思うんですが、このお話しがその後、「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」へと続いて行くことは、あまり知られていません。

と、これも皆さんに「オススメしたい一冊」で間違いはないんですが、今日ご紹介したい本は、また別の一冊でした。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


気がつけば、2010年……


僕自身、いくら目を瞑ってみても「人類の進化」には何の予兆も感じていないんですが、皆さんはなんらかの予兆をお感じになるでしょうか?

もし「感じる」とおっしゃる方は、ご連絡を。
珈琲一杯ごちそういたしますので、お話し伺わせて下さい。



(携帯の方はコチラ)


この映像は、今は亡き小渕恵三さんが「平成」の元号を発表した20数年前の映像です。
まるで昨日のことのように感じられます。

かつて飲み屋をやっていた頃に「平成生まれ」の人間が現れて、カウンターが大いに盛り上がったことを思い出しますが、まさか20数年前の映像を見て、まるで昨日のことのように感じる日が来るなんて……。


オッさんへの道は、こうして始まるのでしょうか?


だいぶ回り道になりましたが、「2010年宇宙の旅」から連想した、オススメの一冊がコチラ↓です。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


いま朝の連ドラで話題の「水木しげる」さんが書いた「コミック昭和史」です。

「一冊」と言いながら「全八巻」で申し訳ないんですが、ユーモアと物語に富んだ素晴らしい内容は、そのボリュームを全く感じさせない、楽しみながら歴史を概観できる、名作中の名作となっております。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


水木翁曰く、「実質的な昭和史は大正十二年の関東大震災から始まった」そうです。

金融、報道、治安、全ての秩序が崩れさる未曾有の大災害から、この本はスタートしました。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


水木翁の生い立ちをユーモアたっぷりに織り交ぜながら、「昭和の歴史」は進んで行きます。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


「満州事変」「二•二•六事件」「ノモンハン事件」……


その名前や概要だけを、何となく知ったつもりだった、「昭和の歴史」
これを「昭和」という「物語」の中で概観して行くと、自分がいかに「歴史」を理解していなかったか、痛感させられます。


「第二次世界大戦」を経て、その後の「高度成長期」「昭和天皇崩御」までの「歴史」を面白く読ませてくれる、至玉の一冊です。 ゼヒご一読を。


「ゲゲゲの女房」と、その旦那の歴史


僕はまだ見たことがないんですが、朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」にはまっている皆さんも、これを読めばきっと、その面白さが倍増するはず。

おそらく、珈琲二杯分くらいで読めちゃいますからね。




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この記事へのコメント
今日は取材協力ありがとうございました!
またゆっくりうかがいます!
Posted by 高野 純一高野 純一 at 2010年06月09日 18:19
>高野さん
こちらこそアリガトウございました!
散歩しましょう。
Posted by ポレQポレQ at 2010年06月10日 16:49
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