普通に泣いちゃいましたけど

今日、娘が誕生していたら、間違いなく「HOMARE」と名付けてしまいましたね。
すごかった。本当にすごかった。

いま、この国で最もありふれた言葉かもしれませんが、あえて言わせてもらいます。



おめでとう！
サッカー女子日本代表。



「澤穂稀」

日本代表は誰もが特筆すべき素晴らしい選手達だと思いますが、今回この人の名前を挙げない訳にはいきません。生きている間はあまり良くないなんてことも聞きますが、僕はこの人の銅像を建てたい気持ちで一杯になりました。その名に恥じない「滅多に存在しない立派な誉れ」を勝ち取った素晴らしい女性です。素晴らしい！　素晴らし過ぎます。



ライバルもあっぱれ。素晴らしい試合でした。アメリカのエース「ワンバック」選手が、勝ち越しとなる二点目を挙げた際には、思わず「抱いて！」と女の子のような気持ちになりました。そのかっこ良すぎる「ワンバック」選手の輝きを、更なる強力な輝きでかき消してしまった「澤誉稀」選手の同点ゴール。

実力的にはイングランド、ドイツ、そして決勝を戦ったアメリカに、まだまだ遠く及ばないかもしれませんが、この勝利はけっしてまぐれではありません。一発勝負ならば十分に期待して良いレベルにまで日本は達したのです。



この勝利は女子サッカーを劇的に変える伝説の瞬間となるはずです。報道いかんかもしれませんが、日本全国、あらゆる世代に女子サッカーのクラブ、部活動の新設が相次ぐはずです。二〇才のセンターバック、熊谷紗希選手や、各年代の世界大会でMVPを総なめにしている岩渕真奈選手。澤誉稀を中心に不遇の時代を乗り越えてきた現在の中堅所に続く選手達も着実に成長しています。ロンドンに向けて更なるレベルアップが望める今、女子サッカー界の正念場は、実はこれからかもしれません。

コパ•アメリカを男子代表が辞退したことも、結果として女子代表に注目を集める結果となりました。今回、全ての星はなでしこを中心に回っていましたが、決して満足な活躍をしたとは言えないアジア最高のFW「永里優季」選手を筆頭に、今回活躍できなかった選手達も当然、期する所があるはずです。

ロンドンでは頼むぞ、小力！



これから益々、「なでしこJAPAN」から目が離せません。

死ぬ前に男子も……